ECサイトを制作をするには何が必要??

ECサイトを制作するには何が必要?

みなさん、こんにちは!HATME株式会社ソリューション部の榎倉です。
今回は、ECサイトを制作する際に必要な情報についてご説明します。

ECサイトシステムのBASE、Shopify、カラーミーショップ、make shopの4つについて調査し、すべてに共通して必要なものを紹介します。

1.ECサイト制作に必要な情報とは?

・ECサイトを制作するユーザ情報
  氏名、電話番号、住所など
・サイトの名前、説明
・デザインテンプレート
・商品情報
  商品名、価格、色、サイズ、在庫数など

2.明示しないといけない情報 

~個人情報取り扱いポリシー、特定商取引法に基づく表記~

サイト内に明示するものに「個人情報取り扱いポリシー」と「特定商取引法に基づく表記」の2つがあります。
まず、個人情報取り扱いポリシーとは、サイト上で集めた個人情報をどのように利用するかを公開したものです。
個人情報の取り扱いについて、どのような方針を取っているかを明確に提示します。
それではなぜ、個人情報取り扱いポリシーは必要なのでしょうか。
その理由は下記4つです。

  1. 個人情報の利用目的をサイトのユーザに通知するため
    何のために個人情報を取得するのかを明らかにし、ユーザの不信感を払拭します。
  2. 第三者への提供の同意を得るため
    ユーザへ「第三者(別の事業者)に提供すること」「提供項目」「いつでも取りやめられること」などを説明する場合があります。
  3. 保有個人データの開示義務に対応するため
    個人情報保護法により、ユーザから申し出を受けた場合には、保有個人データ(個人情報をデータベース化し、検索・修正などを可能にしたもの)を開示しなければなりません。
  4. プライバシーマークを取得するため
    日本情報経済社会推進協会が認定するPマーク(プライバシーマーク)を取得するためには、プライバシーポリシーの作成が必要です。

個人情報取り扱いポリシーには、個人情報の定義、個人情報の収集、個人情報の利用、個人情報の安全管理、個人情報の訂正・削除、cookieの使用について、SSLの使用について、お問い合わせ先、プライバシーポリシーの変更、個人情報の取扱いなどがあります。

次に、特定商取引法に基づく表記についてです。
こちらは、ガイドラインに則った記述方法で記載して公開する義務があります。
適切に表示をすることで、ユーザに安心して買い物をしていただけるだけでなく、店舗の信頼獲得にもつながります。

特定商取引法に基づく表記には、販売業者名、責任者の名称、事業所の住所、電話番号、メールアドレス、営業時間・ショップURL、商品の販売価格、商品以外の必要料金、お支払い方法・時期、商品のお届け時期、返品/不良品/キャンセルについてなどがあります。

3.ECサイト制作を外注するときに必要な情報

・素材(画像、ロゴ、イラストなど)
サイズ、形式、ファイルサイズがECサイトシステムによって異なるので注意が必要です。

・ソーシャルリンク(SNS)
多くのECサイトシステムでは、Instagramと連携できるのでアカウントがある場合は用意しておくと良いでしょう。

・ブランドカラー/メイン色
サイトの統一感を高めるために大事なものです。

・利用したいテンプレート
テンプレートの種類はECサイトシステムによって異なります。

・イメージしているサイト例

4.まとめ

今回は、ECサイトを制作する際に必要な情報を紹介させていただきました。
いろいろと用意するものが多いですね。
個人情報の取り扱いや特定商取引法については、少し難しい気もしますが、ユーザを守るため、サイトの信頼度を上げるために必要なことなのでしっかり覚えておきましょう。

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