リスティング広告の必需品!キーワード選定ツール14選

リスティング広告の必需品!キーワード選定ツール14選

ECサイトの集客に重要な役割を果たすリスティング広告は、キーワード選定が結果を大きく左右します。
しかしキーワード選定の難しさに、頭を抱えている担当者も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではリスティング広告のキーワード選定に役立つツール14選を紹介します。

Googleキーワードプランナーの使い方

はじめに紹介するキーワード選定ツールは、Googleキーワードプランナーです。
リスティング広告を運用するための代表的なキーワード選定ツールです。

まずはこれからリスティング広告を始める方のために、必需品とも言えるGoogleキーワードプランナーの使い方を紹介します。

1.Google広告のアカウント作成

Googleキーワードプランナーは、Google広告のツールです。
無料でも利用できますが、全ての機能を活用するにはGoogle広告アカウントが必要です。
もしもまだお持ちでなければ、以下の公式サイトからGoogle広告アカウントを作成してください。

参考:Google広告 公式サイト
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/

2.Googleキーワードプランナーにアクセス

アカウント作成が完了したら、以下よりキーワードプランナーにアクセスします。

参考:Google広告「キーワードプランナー」
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

3.新しいキーワードを見つける

Googleキーワードプランナーにアクセスすると、「新しいキーワードを見つける」「検索のボリュームと予測のデータを確認する」という2つのボタンが表示されます。

キーワードプランナー
キーワードプランナー

「新しいキーワードを見つける」のボタンをクリックすると、さらに「キーワードから開始」「ウェブサイトから開始」という2つのタブが表示されます。

「新しいキーワードを見つける」をクリックすると
「キーワードから開始」と「ウェブサイトから開始」を選択できます

「キーワードから開始」のタブを選択した状態でキーワードを検索すると、入力したキーワードの関連キーワードが表示されます。
この中から、リスティング広告に有効なキーワードを探していきます。
できるだけ多くのキーワードで検索して、より多くの関連キーワードを抽出しましょう。

また、「ウェブサイトから開始」のタブでは、URLからキーワードを抽出できます。
この機能は、指定したURLのサイトがどのようなキーワードで検索されているのかをチェックするために用いられます。
競合他社のURLから、自社にとって有用なキーワードを探すこともできます。

4.検索ボリュームを確認する

次に、Googleキーワードプランナーのトップ画面から「検索のボリュームと予測のデータを確認する」のボタンをクリックし、キーワードのボリュームなどを調べましょう。

「検索のボリュームと予想のデータを確認する」をクリックすると
キーワードのボリュームなどを確認できます

こうすることで、手順3で見つけたキーワードの効果や、かかる費用をシミュレーションすることができます。
検索ボリュームと競合性を見ながら、広告出稿に適したキーワードを絞り込んでいきましょう。

その他キーワードを探す2つのツール

Googleキーワードプランナー以外にも、キーワードを探すツールはあります。
代表的なものは以下の2つです。

Yahoo!キーワードアドバイスツール

Yahoo!キーワードアドバイスツール
Yahoo!キーワードアドバイスツール

Yahoo!キーワードアドバイスツールを利用するためには、以下よりYahoo!広告のアカウントを作成してください。

参考:Yahoo!広告 公式サイト
https://ads-promo.yahoo.co.jp/

※「Yahoo!キーワードアドバイスツール」は、メニュー「スポンサードサーチ」の「ツール」より利用できます。

Yahoo!キーワードアドバイスツールの特徴は、推定CPC・推定クリック数・推定コストまで調べられるところです。
Googleキーワードプランナーと併用することで、より正確なデータを集めることができます。

Keyword Tool(無料版)

Keyword Tool
Keyword Tool

Keyword Toolは「アカウント不要」「無料」が特徴のキーワードツールです。
Keyword Toolを利用するメリットは以下の3つです。

  • ロングテールキーワードを最大750個提案してくれる
  • 複数の大手サイトの検索キーワードを調べられる
  • 83言語に対応しているため、多言語を調べられる

なお大手サイトとは以下の8サイトを指しています。
・Google
・YouTube
・Bing
・Amazon
・eBay
・Play Store
・Instagram
・Twitter

無料版は検索ボリュームが一部しか表示されませんが、キーワードを調べるためには十分活用できます。
もしも全てのデータが見たければ、Keyword Tool Proの有料版をご利用ください。

Keyword Toolの公式サイトはこちらです。
https://keywordtool.io/jp

関連キーワードを見つける6つのツール

リスティング広告を効果的に運用するコツは、複数の関連キーワードを組み合わせたニッチなキーワードに入札することです。
ビッグキーワードのみに広告出稿すると、ユーザーの検索意図が広すぎてターゲット以外にも広告が配信されてしまったり、クリック単価が高額になったりしやすいためです。
関連キーワードを探すために役立つ6つのツールを紹介します。

ラッコキーワード

ラッコキーワード
ラッコキーワード

ラッコキーワードの特徴は、サジェストキーワード・共起語・連想語を調べられることです。

(旧名の「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」及び「goodkeyword」で認知されている方もいるかもしれません。)

ラッコキーワードの無料版は、1日合計50回までと調査回数に制限があります。
1日に50回以上調査するならば、月額990円から利用できる有料プランを検討しましょう。

ラッコキーワードの公式サイトはこちらです。
https://related-keywords.com/

Ubersuggest

Ubersuggest
Ubersuggest

Ubersuggestは、ヘッドタームキーワードからロングテールキーワードまで、大量のキーワードを探せるツールです。
また、競合サイトを分析するのにも役立ちます。

無料版では一部のデータしか見られませんが、いきなり有料版を購入するのは難しいという方のために、7日間のお試し期間が用意されています。

Ubersuggest公式サイトはこちらです。
https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

OMUSUBI

OMUSUBI
OMUSUBI

OMUSUMIの特徴は、関連キーワードをマインマップで表示してくれるところです。
マインドマップとは、入力したキーワードから関連キーワードが枝分かれしている図式です。
キーワードの関連性が視覚的にわかりやすくなっています。

ただし検索ボリュームは表示されないので、他のツールとの併用を前提として利用するのが良いでしょう。

OMUSUMI公式サイトはこちらです。
http://omusubisuggest.appspot.com/

rishirikonbu.jp

rishirikonbu.jp
rishirikonbu.jp

rishirikonbu.jpは、関連語・候補キーワードを調べられるツールです。
特徴は、各キーワードの「月間検索予想数」「オーガニック検索で1位を達成した場合の月間アクセス予想数」が表示されることです。
また、各キーワードのSEO難易度も調べられるため、リスティング広告はもちろん、SEOにも役立ちます。

rishirikonbu.jp公式サイトはこちらです。
http://rishirikonbu.jp/

Googleサジェスト

Googleサジェスト
Googleサジェスト

Googleサジェストとは、Googleで検索窓に文字を入力した際に表示される関連キーワードのことです。
この機能は、多くのユーザーが検索しているキーワードを反映していると言われています。
つまり、サジェストを見れば検索されやすい関連キーワードが分かるということです。
普段から目にしているので盲点になりやすい機能ですが、会員登録も不要で無料で使えるものなので、これを使わない手はありません。

グーグルサジェスト キーワード一括DLツール

グーグルサジェストキーワード一括DLツール
グーグルサジェストキーワード一括DLツール

Googleサジェストと一緒におすすめしたいのがグーグルサジェスト キーワード一括DLツールです。
このツールを利用することで、サジェストキーワードを一度に表示でき、CSV形式でダウンロードすることもできます。
無料で利用できるのは1日1回のみですが、たった数千円で永久利用することが可能です。

グーグルサジェスト キーワード一括DLツール公式サイトはこちらです。
https://www.gskw.net/

キーワードを掛け合わせる2つのツール

リスティング広告では、メイン・関連キーワードを掛け合わせて広告出稿する必要があります。

例えば、メインキーワードを「key1」、関連キーワードを「key2」「key3」とすると、入札するキーワードは「key1 key2 key3」、もしくは「key1 key2」「key1 key3」となります。

上記のようにメインキーワードと関連キーワードが合わせて3つしかなければ、すべての組み合わせを考えることは難しくありません。
しかし、実際リスティング広告を出稿する際は、少なくともキーワードが数10個は出てくるでしょうし、そうなると組み合わせが100や1,000を超えます。
1つひとつ手動で掛け合わせていたのでは、多くの労力・時間を費やすことになってしまいます。
そんな時に役立つのが、以下のキーワードを掛け合わせる2つのツールです。

キーワード掛け合わせツール

キーワード掛け合わせツール
キーワード掛け合わせツール

「キーワード掛け合わせツール」は、SEMカフェが提供する国産ツールです。
最大で3つのキーワードを掛け合わせられます。
また、掛け合わせたキーワードをそのまま入稿することも可能です。
国産ツールのため、入力欄の説明が日本語表記で分かりやすいのも特徴です。

キーワード掛け合わせツール公式サイトはこちらです。
http://sem-cafe.jp/tools/keywords1

KARABINER

KARABINER
KARABINER

KARABINERは、最大5つまでのキーワード群を掛け合わせられるツールです。
コピペ機能が搭載されており、掛け合わせたキーワードを簡単に別ファイルに貼り付けられるところもうれしいポイントです。

KARABINER公式サイトはこちらです。
http://karabiner.in/

その他便利ツール3選

ここまでに紹介してきた目的以外で、キーワード選定に役立つツールを3つ紹介します。

キーワードのボリュームを調べる – aramakijake

aramakijake
aramakijake

aramakijakeは、キーワードごとの月間ボリュームを調べられるツールです。
aramakijakeでキーワードを入力すると、Google・Yahoo!の検索エンジンでの月間推定検索数が表示されます。
それぞれの検索エンジンでの検索ボリュームを調べられるのが魅力です。

aramakijake公式サイトはこちらです。
https://aramakijake.jp/

類語・同義語を調べる – weblio類語辞典

weblio類語辞典
weblio類語辞典

weblio類語辞典は、類語・同義語を調べられるツールです。
同じ意味でも、ユーザーによって検索するキーワードが違うこともあります。
類語・同義語を確認することで、それらのキーワードが漏れてしまうのを防げます。
「もうこれ以上キーワードが思いつかない」となった時は一度、類語・同義語を調べてみましょう。

weblio類語辞典公式サイトはこちらです。
https://thesaurus.weblio.jp/

トレンドを調べる – Googleトレンド

Googleトレンド
Googleトレンド

Googleトレンドは、検索のトレンドを調べられるツールです。
過去の検索ボリュームがグラフ化されて見えるので、視覚的に分かりやすいのが特徴です。
上手く絞り込み期間を設定できれば、季節性・流行性などのトレンドのあるキーワードを把握できます。

Googleトレンド公式サイトはこちらです。
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP

ツール利用の流れ

ここまでに紹介したツールで、キーワード選定する流れを紹介します。
まずは、「Googleキーワードプランナー」「Yahoo!キーワードアドバイスツール」「Keyword Tool」を利用してメインキーワードを選定します。

次に、メインキーワードから以下のツールを利用して関連キーワードを抽出します。

  • Ubersuggest
  • OMUSUMI
  • rishirikonbu.jp
  • Googleサジェスト
  • グーグルサジェスト キーワード一括DLツール

関連キーワードの抽出が終了したら、キーワードに漏れがないかを「weblio類語辞典」で確認しましょう。
そして、「キーワード掛け合わせツール」「KARABINER」で、実際に入稿する掛け合わされた状態のキーワードを作成します。

最後に、「aramakijake」「Googleトレンド」でトレンドを調べて入札価格などの参考にしましょう。

【まとめ】リスティング広告の効率的な運用にツールは必要不可欠!

リスティング広告において、キーワード選定ツールは必要不可欠です。

「キーワードを増やしたいけれど思いつかない」
「どのキーワードが有効かわからない」

このような悩みは、ツールを使うことで解決できます。
本記事で紹介した14ツールを併用して、効果的・効率的なリスティング広告の運用を目指しましょう。

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