LINEって毎日使ってるけど・・・LINE広告について調べたことある?

みなさん、こんにちは!HATME株式会社ソリューション部の榎倉です。
今回は、皆さんがよくご存じの「LINE」の中に掲載されている「LINE広告」について説明します。

1.LINE広告の特徴

LINE広告は、企業規模を問わず、自社の商品・サービスの認知向上や、売上・集客力アップに利用できるLINEの運用型広告です。

特徴は、主に2つあります。
1つ目の特徴は、LINEに広告が掲載できる国内最大級のプラットフォームであることです。LINEの月間利用者数はおよそ9,500万人、SNS利用者のうちLINE利用率は83.4%と、かなり多くの人がLINEを使用していることがわかります。
そして、LINE広告は20,000以上のサービス・ブランドに利用されています。

2つ目の特徴は、ターゲティングと配信機能です。LINE広告では、LINEが保有するデータを活用することができます。また、配信機能も豊富で、今回は一部抜粋して下記3つ紹介します。

オーディエンス配信
 LINEのデータを活用し、対象ユーザーに広告を配信できる
オーディエンスセグメント配信
 対象となるユーザーの属性や興味を推測し、それに合うセグメント(年齢、地域、性別、興味・関心等)に配信できる
類似配信
 特定のユーザー情報に類似したユーザーをLINE内で新たに探し出し、対象を広げて広告を配信できる

2.LINE広告の種類と解説

LINE広告には、16種類の広告枠があります。その中から、今回は3つ紹介します。

まず1つ目は「トークリスト」の広告枠。LINEのトークリスト最上部に広告枠が表示されます。そのため、普段SNSを使わないユーザーの目にも入りやすくなります。
LINEサービスの中でも、最も開く頻度の高いトーク画面に広告が表示されるため、大規模なプロモーションに活用できます。

2つ目は「LINE NEWS」の広告枠。月間利用者数およそ6,800万人以上の多くのユーザーが使っています。LINEアプリ内のニュースページから流入する記事一覧ページと、300以上の媒体のアカウントメディアの記事一覧ページに広告配信できます。
また、LINE NEWSのユーザーは、購入意欲が高くインフルエンサー要素も持ち合わせているため、新商品情報や即時性のあるコンテンツとの相性が良い傾向があります。

3つ目は「LINE VOOM」の広告枠。こちらも月間利用者数はLINE NEWSと同じで、多くのユーザーが利用している動画プラットフォームです。
LINE VOOM利用ユーザーへ、外部送客・ダイレクトレスポンス・アプリDL促進を目的に広告を掲載できます。

3.LINE広告に向くECサイト向かないECサイト

LINE広告に向いているECサイトは、まず幅広くリーチしたい商材であること、そして検討期間が短い商品やサービスを取り扱っている業種です。

たとえば、健康食品や化粧品は、イメージで衝動買いしやすい傾向があり、スキマ時間でLINEを見ているユーザーにアプローチができます。
ゲームやコミックは、比較的短期サイクルで新しいものを試したくなるジャンルであり、こちらもLINEをスキマ時間に見ているユーザーにアプローチできます。

反対に、LINE広告が向いてないECサイトは、購入を決断するのに検討項目が多い商材や購入のハードルが高い商材(不動産、高級品等)、ニッチ(特定のニーズを持つ規模の小さいマーケット)な商材を扱っている企業です。

4.LINE広告運用事例

最後に、LINE広告の運用事例を紹介します。
某通販会社は、自社商品の新規獲得件数をアップさせることを目的に、LINE広告を導入しました。目的を達成するために、広告フォーマットを使用し、これまでスクエア型の静止画というシンプルな広告だったものを、画像や割引価格にアニメーションを付け、動的な広告へと変更しました。

広告画像のクオリティが上がったことでユーザーの目に留まり、商品への興味・関心を高め、LINEからECサイトへとスムーズに送客し、3か月で月間の新規獲得件数を6倍も増加させることができたのです。

5.まとめ

今回は、LINE広告について説明させていただきました。
普段わたしたちが何気なく見ているLINE広告も、広告を掲載する側にターゲティングされて自分のもとに配信されていると思うと面白いですね。

▼投稿のシェアをする▼